愛知.視察研修会

開催日:10月8日(木)
場所:赤塚染工場・徳川園

当日は、東海テレビ"ドデスカ?"「踊ろう!ウルフィ〜ズ」の生放送と集合場所がかぶり、急遽、鈴鹿市社会福祉センター駐車場より、事務局含め18名、晴天に恵まれ、赤塚染工場へバスは出発しました!
赤塚染工場のある名古屋市北区まで、高速で1時間30分、あっという間に到着しました。赤塚染工場では、皆さんがとてもアットホームで、お茶とお菓子を頂きながら、見た事のない伊勢型紙や染め上がった布の美しさに見入っていました。
まったりとしていたのはそこまで。コースターの絵付けと型友禅の2班に分かれ、図柄染めに入りました。どちらも慣れない作業に変わりませんが、型友禅は、事前に自分で選んだ図柄の同図柄でグループを組み、1枚の型紙に対して1色ずつ、配色も自分達で考えて、染料を染みこませた刷毛でクルクル回ながら染めていき、型紙を変えて同じ作業を繰り返して仕上げていきます。一度染めた布の違う場所に違う色をズレない様に染めていくのが、多色になった分、難しく集中力との戦いになりました。仕上げに、最初に薄く染めた上に同系色の濃い色を染めるボカシを入れました。皆、思っていたより上手に出来たようで、「ウォ〜!」と歓声が上がっていました。
今日出来上がった友禅は、赤塚氏にて背景色を入れて、修正を加えて、色落ちしないように布を蒸して仕上げて頂けるようです。出来上がり次第、会議所に送って頂けるので、今から楽しみにしています。

この後、遅れる事45分、徳川園の2階で庭園を眺めながら、ランチを頂き、徳川園を散策して帰りました。徳川美術館には、白子西町自治会が所蔵する「朝鮮通信使行列図染絵胴掛」(横4m×縦1.5m位 江戸時代)が展示してあり、その大きさや色鮮やかに唐人の行列が描かれている様に驚かされました。
 皆さんの機会があれば、拝観しに行ってくださいね。

担当:伊藤まゆみ


▲先ずは配色から・・・


▲糊付けの様子


▲糊の状態で仕上がった気分


▲何十もの型紙を用いて染めます。配色はボカシも入れると・・・!


▲手際よく刷毛をクルクル回します。力加減が難しい!!


▲実際に使用した刷毛


▲ボカシの手本


▲実際にボカシを入れる様子


▲出来上がりました


▲コースター、色付けの様子


▲コースター

▲コースターは外で乾かします


▲徳川園にて

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