蒸暑い日、椿大神社に到着するとそこには涼しく心地良い風が吹き渡っていました。
出席者が集合し、18時より山本行恭宮司の講話を聞きました。数々のお話の中で一番心に残ったのは、「恕 じょ」という言葉です。
この「恕」とは思いやりの言葉で、どんなことがあっても人に対する思いやりは決して忘れてはいけない、この心なしに人にあれこれ言うことはできないということだそうです。
「恕」の心をいつも持っていることで、人間関係はもっとスムーズになるし、自分自身も豊かになれる、この言葉をいつも胸に刻みたいと思いました。
続いて禊を体験しました。まず安全祈願のお祓いをしていただき、白装束に着替え頭には鉢巻を締めてまず皆で気合を入れます。そしていよいよ瀧の中へ。
水の中は思ったほど冷たく感じませんでしたが、瀧の中では自分の気持ちとは裏腹に、瀧の冷たさと緊張で、大きな声を出しているつもりでも声が震えて出ていないの
が自分でわかりました。
次いで襲ってきたまるで何かで頭を殴られたような頭痛。まるでカキ氷をバケツ一杯一気に食べたような・・・。これはうなじにたくさんの水が当ったためのようです。
何とか禊を終えて瀧の外に出たときにはほっとしたのと頭の痛いのとでフラフラでした。
着替えて身体が温まるとともに頭痛は消えて行きましたが、うなじを避けてもっと肩に当るようにすること、
そして瀧に入る前にしゃがんで首まで水につかると良いということを聞きました。
まだまだ修行が足りていない自分を思い知った初めての禊体験でしたが、来年も是非再チャレンジしたいと思います。
懇親会は19名の方の参加をいただき、美味しいお料理と楽しい会話で盛り上がりました。
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