日にち:8月10日(水)
場所:椿大神社、椿会館
様々な行事が、新型コロナウィルスの影響より延期・中止となってきましたが、夏季体験研修が三年振りに椿大神社にて開催しました。
今年の夏は酷暑に梅雨明けの雨と、お天気も不安定とあり、この日も私たちが到着する前には、雨が降ったとのこと。幸い鳥居をくぐる時には日差しも出ており、椿大神の清らかで少し涼しい空気に身が引き締まる瞬間でした。
鈴松庵でお茶をいただく心落ち着く時間を過ごし、その後の山本宮司の講話では、誰もが不安となり、心を痛めているコロナ禍、戦争、物価高騰、自然災害・・・今まで体験したことのない出来事に見舞われる時代を迎えている今、一人一人にできること、やるべきこと、考えるべきことをお教えいただきました。
自分の力や意思ではどうにもならない【巡り】。それが年ごとの年盤であり、月や日にもある日々の巡りであること。そして今年は【五の年にあたり、八月が五の月であること】、五の年とは天地波乱万丈の年であり、家や会社の中心を盤石にかためることが大切。
そして、どんな時にも【感謝】【おかげさま】この二つの気持ちが平和に繋がること。
参加者16名が真剣であり、この講話を聴かせていただけたことが有難くメモを取りながらの貴重な時間となりました。
参加者の半数が禊を体験し、その後、黙食、マスク会食ではあったものの、椿会館にて久しぶりに皆さんと美味しい食事をいただくことができました。
人と人とが直接会い、顔を拝見しながら過ごせる時間は、何よりの宝であることを感じる特別な夏季体験研修となりました。